妙高市は、新潟県の南西部に位置し、上越市、糸魚川市、長野県の飯山市、長野市、北安曇郡小谷村、上水内郡信濃町に接し、平成17年に新井市が妙高高原町と妙高村を編入して誕生しました。国内有数の豪雪地帯で、特別豪雪地帯に指定されています。
日本百名山の秀峰妙高山をはじめ、火打山、斑尾山などの裾野は広大な妙高山麓の高原丘陵地帯を形成し、北東部には高田平野が広がり海へと続いています。
妙高山麓一帯は妙高戸隠連山国立公園に属し、雄大な自然の景観と四季折々の変化に富み、湧出量豊富な温泉やたくさんのスキー場など観光地を抱えています。
妙高戸隠連山国立公園は、1956年(昭和31年)に上信越高原国立公園へ追加指定されましたが、2015年(平成27年)に全国32か所目の国立公園として分離されました。
池の平温泉スキー場は、高原の雄大なスロープを持ち、ビギナーから上級者まで人気のある温泉街です。ここには、周囲約500メートルの広大な「いもり池」があり、そこから眺める妙高山の四季は、人気の観光スポットのひとつです。
斑尾高原は、北信五岳の一つに数えられる斑尾山の麓、長野県飯山市との境にあり、避暑地として、グリーンシーズンにはさまざまなアウトドアスポーツや自然体験、トレッキングなどを楽しむ人たちで賑わいをみせています。
赤倉温泉は、江戸時代文化13年開湯。空中散歩を楽しめるスカイケーブルや、花や緑に囲まれたペンション街が広がる新赤倉温泉街が隣接しています。
杉野沢エリアには、杉ノ原スキー場や笹ヶ峰があり、広大な草原に本州最大規模のドイツトウヒの林や、「平成の名水百選」に選ばれた宇棚(うだな)の清水。日本の滝百選に選ばれた壮大な「苗名滝」をはじめ、スキー場やゴルフ場、温泉街など、妙高を代表する観光名所が揃っています。
弘法大師さまが開いたといわれる「関温泉」と、2つの野天風呂がある「燕温泉」。周辺には、ゴルフ場やさまざまな体験ができる宿泊を備えた施設、ファミリー向けと上級者向けのスキー場などがあります。